Before: ネットよりリアル
前回記事でネットよりリアルと書いておきながらも、これまたInstagramのおすすめでirodori - イロドリ -という学生団体を知り、彼ら彼女らが企画した「学縁祭」イベント(2025-05-03)に行きました。(当日の急な予定変更で急遽申し込んだにも関わらず参加させていただきありがとうございました)
このイベントは非常にきめ細かく設計されていて、全くつながりがなかった私でもいろんな学生や団体の方々と言葉を交わすことができました。アイスブレイクに始まり、実際に鹿児島で自分の「やりたい」を形にしてきた学生の経験談をパネルディスカッションという形で聴き、他の参加者と対話したり、鹿児島で活動している熱ある団体のブースを回って刺激をいただいたりしました。極めつきは、最後の「ネクストセッション」と呼ばれる自分の明日からの行動を発表(宣言)する場で、次々に手が挙がる場の熱波に押されて、自分もつい手を挙げてしまいました。そこで、漠然と脳内にあったイメージをあまり考えることなく勢いのままに言葉にしました。なんと言ったのかあまり覚えていないのですが、「将来はコミュニティキッチンというみんなで料理をしたり一緒にごはんを食べられる場をつくりたく、その第一歩としてごはん会を開催したいので興味がある方はぜひ来てください」といった内容だったと思います。
パネルディスカッションの登壇者であったりんたろう君が「やらざるをえない状況をつくる」と言っていましたが、手を挙げた瞬間から自分の「やりたい」が言語化せざるを得ず、みんなの前でいった以上それを実現するぞ、という気概が湧き始めました。
参加者や開催者のみんなが温かく、輪の中に自分を入れてくれ、その夜一緒にラーメンを食べたり、次の日にコナンの映画を観に行ったりしました。
Instagramから始まった小さな一歩ですが、今(2025-05-08)になって思うと、その一歩は大きかったなと思います。
常日頃、のかいなさんのnoteに綴られているような、人と人のつながりでどんどんつながっていくのではなく、一本一本糸を手繰り寄せるようにInstagramというSNSから行動するスタイルにならざるを得なかったのは、自分のやりたいことが明確になって(一つに決めて)いなかったり、それを言葉にして周りに伝えていなかったからだと振り返っています。
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