Before: みんなのイメージを聞いてみる

やりたいことの輪郭が少しずつ見えてきましたが、それを鹿児島でどう実現したらいいかについては、ほとんど画を描けていませんでした。そこで、何度か今までの話に登場している常日頃、の絵渚(かいな)さんにお話を聞こうと連絡しました。そして、大変ありがたいことに通話できる時間をつくっていただき、自分のアイデアを聞いていただきました。  

まず、自分がイメージするコミュニティキッチンはどんな場かについて話すと、「一緒に料理を作れる」ことと「作ったものを一緒に食べられる」ことの2つの要素を自分が大切にしていることが明確になりました。そして、絵渚さんのご経験から、衛生管理を徹底している飲食店を間借りして行うことは難しそうだという意見をいただきました。また、鹿児島にはイートインスペースのあるシェアキッチンのような場がまだまだ多くはなく、施設等をお借りするよりももっと雰囲気や柔軟性の観点から適した場所があるのではないかと思案していただき、学生民泊をはじめ桜島を中心にご活躍されているカタオカマナミさんを紹介してもらいました。それと合わせて、バカンスという毎週金曜日の朝活の場やおすすめの書籍、これまでのご経験など稠密なお話を聞かせていただきました。デンマークのfællesspisningという一緒にごはんを食べる文化が話題になったとき、「そういえば、」と言って以前交流したデンマーク出身の方に連絡を取ってくれたことも印象深く、本当に感謝の念しか出てこないです。

絵渚さん曰く、「やりたいことをやったら次のやりたいことが見えてくる」そうです。学縁祭のときにりんたろうくんが言っていた「数年後はやりたいことが変わっているかもしれないけど…」という言葉とリンクさせると、「やりたいことは仮固定でやってみるのがよく、その先でやりたいことが変化してもいいというか、見えるものや視点が変化することで自ずとやりたいことも変わっていくものなんだろうな」と思いました。

学縁祭での出会いもそうなのですが、みなさんとのご縁と、それぞれかけていただいた言葉が温かくて、自身の中に熱が沸いてきております!

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目次はこちら→ The Journey to Creating a Community Kitchen