背景と出来事(Jan–Sep)

  • 1–3月フィリピン滞在。El Nido の海の景色が最も印象的。
  • 帰鹿後:食・農に関わる人や MOKUMOKU の人・機会、小平インターンの学びに触発。
  • 私的な旅:富山・長野・茨城・沖縄・福岡。西表島の青珊瑚礁が絶景。
  • 南大隅町大浜の盆行事「ゴレッソウ」参加。海亀放流や夕陽、農家さんの営みに感銘。
  • 原体験の連続性:不登校期の滝巡り・キャンプ、北海道期の湖・海の記憶。自然回帰の連鎖。

この夏の気づき(アイデンティティ)

  • 自分は「自然」に強く惹かれる。過去—現在の体験が一直線につながった実感。
  • 自分の専門:Computer Science と学習科学。学びの設計と技術の掛け合わせが得意領域。
    • 小平のインターンからの気づき。
  • アントレプレナーシップ(実践への勇気)が現状のボトルネック。アイデア→行動への橋渡しを増やす。

小平インターンでの実装・成果

  • 目的:社内告知文や記事投稿の「文章生成精度」を上げ、思考負荷を下げ、業務時間効率化にもつなげる。
  • 手段:Obsidian × Codex の RAG 改善を提案・実装。社長が実運用で使用。
  • 展開:労務チーム・人事(副社長)にも導入すべく、解説動画を制作中。
  • 将来像:「個人の知と知を翻訳(連結)する」アプリ/サービスへ拡張したい。

自然×ITの興味領域とインスピレーション

  • フランスのアーティスト Charlse Rose さんの活動に関心(自然音の収集と表現)。
  • Code for Ground(国内):土壌・水などの環境データを扱う取り組み。
  • 関心トピック:環境データの収集、メタデータ化、視覚/聴覚表現、科学的活用。

直近2–4週間の「小さな実践」プラン

  1. RAG 内製基盤の磨き込み
    • ドメイン固有の評価プロンプト・事例(良/悪)を追加し、再現性テストを導入。
    • 労務・人事の 1 ユースケースで「投入→生成→人手修正」の時間短縮を可視化。
  2. 自然音×Web 表現の最小実装
    • 西表島/大浜の音源(収録できる範囲)+位置情報+簡易写真を Markdown/JSON 化。
    • Leaflet などで地図上に配置し、音源を再生できる 1 画面(静的サイト)を公開。
  3. 実践ログと学習の接続
    • 行動ログ(試行→学び→次の仮説)を 1 ファイル運用。
    • 週1 ふりかえりで「問い」を更新(例:誰の何の課題が、どの程度解けたか)。

中期ロードマップ(ドラフト)

  • 0–6ヶ月:
    • 本業(内定先/インターン)での要件定義・運用整備・実装を横断し、成果物を1枚絵で見せる習慣を確立。
    • RAG/自動化の社内適用を2部門に展開。定量効果(時間/品質)を記録。
  • 6–18ヶ月:
    • 自然×ITの試作を2件(音/地図、環境データ×可視化)まで拡張。ユーザテストを実施。
    • 学習科学の知見(理解の外化、足場かけ)を UI/情報設計に落とし込む。
  • 18–36ヶ月:
    • 自然×ITの活動を副業/プロジェクトとして自立化。収益の種を検証。
    • 「知の翻訳」プロダクトをβ運用し、共同実践者を募る。

進路の言語化(現段階の一文)

自然と人が共に循環して暮らせる社会を、学習科学と計算機科学の視点から、データ(音/土/水)と表現(UI/物語)でつなぐ。そのために、今は現場の課題解決(要件定義×運用整備×実装)で価値を出し、RAG/自動化の実践知を蓄積しながら、自然×ITの試作を継続する。

発表への接続メモ(要点)

  • 風景から始める(El Nido/西表/大浜)→「なぜ自然なのか」を感情で掴む。
  • 次に実装(RAG導入)を具体で見せる→「自分の強み=上流×運用×実装の接続」へ。
  • 未来像(自然×IT)を小さな実験計画で語る→「実践への勇気」に着地。